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部屋とYシャツとわらG

部屋とYシャツとわらG

2009年 夏

2009/07/29

海パンの謎 「ひとり言・・?(111299)」 [ 最近のことの日記 ]
 この夏も家族3人で下関に帰省する手配ができた。

 8月7日から14日の過去最長日程。一人で帰っていた頃でも5日が最高だったからこれは長い!

 といってもほとんどSの海水浴かプールに費やされるのは関東にいる時と同じなのだが…。学校のプールじゃなくてきれいな海だという点で、交通費を取り返すべく通うのだ!

 お盆の頃になると海ではもうイラが出る(毒クラゲのことをなぜか山口方面ではこう言う)ので、昨年もSが刺されて、急遽長袖シャツを買ったりした。今年は準備万端、前もって「水中で着る用」の長袖水着を親子2人分、安く手に入れた。

 そうやって昨年よりしっかりした準備ができたのに、今度は下半身が気になり始めた。ここからは一部下ネタも交じるが実にまじめな考察である(笑)。

 自分用の海で履くためのやや長い海パンを買おうと思った。そう、いかにも「若者が『海で遊びまーす』という感じで履く」ヤツを。日頃履いているのは、それよりは短めの、でも競泳用でもない、昔のジョギングパンツのようなヤツ。これならまだしも、その「若者が…(略してここからは『長パン』とする)」のヤツを私が履くと、もともと短い足が著しく短く見えるので避けてきたのだが、イラ対策だからしかたがない…と思ってそろそろセールになってきた水着をねらって売り場に行ったのである。

 で、買うに当たってあることを思い出した。混んでいるトイレなどで片手をSと手をつないだまま、もう片方の手だけで用を足すことがあったなあ…と。または荷物をたくさん持っていて、やはり片手で用を足すことがあるなあ…と。その際に、前開きでジッパー(チャック)がついているヤツだと片手でもやりやすいけど、ついてないヤツの時は苦労したなあ…ということを思いだしたのだ。

 それで、模様だけでなく、そのことも考慮して品選びをしようと思ったのだが、今時のほとんどの海パンは、見た目には前開きに見えても、実際には開かないのだ! いつのまにかジッパーがないものが主流となっているのだ。そういえば、競泳用か海遊び用の長パンかの両極端になっているようだ。

 私は学校のプールと海とどっちにも使う気で普通のジョギングパンツみたいなのを買って使っていたが、それもいつのまにかジッパーではなくなっていったのだ。家にあって今使ってないヤツも調べると、一番最近買った(たぶん一昨年)のは自分でも気がついていなかったけど開かないタイプ、それ以前の2枚はプラスティックのジッパータイプだった。

 後日、数件の店で長パンを見てみたが、やはりジッパーつきはなかった。しかし、水着コーナーで、おっさんがひとりで海パンの前開きの部分だけに次々と指を入れていく様はかなりあやしい(笑)。

 その時、やや値が張るナイキ製のもので、やっと今までと違う手応えがあった! しかし、やっとあったと思ったそれは、ジッパーではなくて、強力なマジックテープだ!

 これでは強力すぎて片手じゃ開かない。 もちろん、弱すぎて泳いでいて「全開です。こんにちは」となってはイカンから強力なんだろうが、万が一、このマジックテープにわかめか何かが挟まった場合(笑)…と考えるとこれはやはりダメである。
 
 と、水着コーナーで海パンの前開きに手をこじ入れながら、一人妄想にニヤリ…とますますあやしくなったので足早にコーナーを後にした。


 さて、「チャック(ジッパー)はなぜなくなったのか?」とその後、社会科の人らしく考えてみた。(本当にそれがなくなってきたのが全国的な傾向かどうかも定かではないが)

 ジッパーをつけることで余計な工程がある → ジッパーそのものは他社から買っている → 値段が上がる…という流れがあったけど、以前はどこも「つけて当たり前」と思われていた。

 ところが、大手メーカーが先陣を切った。

 不景気の中、利益を上げるためには… 原価を下げたい → そうだ、ジッパーはいらない → 他社から買わなくてすむ → その工程が省ける → 人件費が減る → もし、売れなくなったらどうしよう…いや、どうせ海パンなんだから構造が悪くておしっこで濡れたっていいじゃないか(笑)

 ということで、「袋状に縫ってあるけど穴は開いていない」という謎の製品までが生まれてしまった。

 といういい加減な予想ですが、誰か真相を知っていたら教えてください!

 さて、それで私はどうしたかというと、結局、数日間のためだけに買うのはもったいないので、クラゲがたくさん出るようだったら海パンの下に履こうと…冬用の黒いパッチ(ズボン下)を持って行くことにした(笑)!

 この夏、それっぽいものが街中の女性の間で流行っているし、意外とわからんだろう(爆)。

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2009/08/06

ヒーロー 「自分らしい生き方・お仕事(183388)」 [ 最近のことの日記 ]
 自宅研修となっている夏休み、講師だから本当に休んでもいいのだが(笑)、平日は図書館に行ってかなり授業準備やテスト作成などをしている。

 夕方は早めに帰って息子の相手をしているが、おもしろいことはするが、しゃべって笑わすわけではないので、「ぶふっ」と吹き出すような笑い方をする機会が夏休み中はあまりないことに気がついた。

 これから帰省して、家族や友人に会うから、相当笑わせてもらえるとは思うが、日常、「笑い」のある仕事をしているんだなあ…とつくづく思った。

 特に…特別支援学級での授業中…という一応こっちはまじめにやっている時にかなり笑わせてもらっている。さんまのからくりテレビのご長寿早押しクイズばりに、笑顔でまじめに答えているけど、どんどん正解から遠くなる(笑)、まわりの生徒も大うけ(でも本人たちも答えはわからない)というスパイラルに陥っていくのだが、質問して聞いている私も、本当にズッコケたり、力が抜けてしゃがみ込むほど笑わせてもらっている。

 週5時間ほどこの授業が2校であるのだが、特にU中学校は、担任グループがひょうきんなことも関係あるのか、天然のものとギャグがまざってとてもすごいことに。

 どんなネタがあったのか、数が多すぎていつも忘れてしまうのだが、覚えていた一例はこれだ。

 3年生だけが行く修学旅行に関連づけて「京都・奈良の歴史」というシリーズで授業をしていた。その中で、奈良時代につくられた『広隆寺 弥勒菩薩像』を写真付きで見せて、国宝として1号だとか(他にも同時に認められたものはたくさんあるけど整理番号が彫刻1号ということらしいが)、ふらふらと抱きついた人がいて指が折れた…とかそういううんちくを話した後に、

 「実は、この弥勒菩薩像は、みんなが知っているあるヒーローのモデルになっています! さあ、それは何?」と質問をした。

 「ピカチュウ」

 「ドラえもん」

 途中で、「笑顔の口元の感じが似てるらしい」とかヒントを言うもののそんなのはきいちゃいない。

 「のびた」

 「ジャイアン」

 と、ただの連想クイズ?になっていくのはこのクラスの常である。

 ここで、「○○マンがつく」というほぼ答えそのものに近い大ヒント。

 「アンパンマン」

 「バイキンマン」

 似てない!

 自信満々に手を挙げたT君に当てると、

 「スパイダーマン!」

 このあたりから、授業についていた他の先生と共にひっくり返り始めた。スパイダーマン、口ないし(笑)。

 他の子が手を挙げる。はいと当てる。

 「バ、バ、バ、バットマン!」  連想クイズにまた入った。

 T君が再チャレンジ。

 「スーパーマン!」

 もはや、顔が全部出ている人間に対してモデルもクソもないと思うが(笑)

 そして、ここで、最終ヒントが出た。

 わかってもすぐに口に出さずに手を挙げてね…としてから「日本のテレビ番組のヒーローで、種類がたくさんあってシリーズが続いている、あれです。」

 「ああー」という声と共に手がたくさん挙がる。

 日頃はあまり手を挙げない誰か?に当てると自信満々に言った。



 「仮面ライダー!」


 教室中に笑い声が響き、イスからずり落ちた人も出た(笑)。もはや「○○マン」であったことは忘れ去られている。

 うけた本人もなぜかうれしそうだ。

 最後は、「頼むから当ててくれ」とスペシウム光線のポーズつきで猛アピールし、みんなで声を合わせて「ウルトラマン」を答えたのであった。

 「弥勒菩薩像のほほえみ(アルカイックスマイル)はウルトラマンの口元のモデルになった」というみうらじゅんのつっこみに対して、制作者の方が認めたらしい…こちらから説明すると20秒くらいですむことが、ここでは5分間は引っ張れるから楽しい。(それだけにどこに時間をかけるかが難しいのだが…)

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2009/08/28

ぼくはうみをみたくなりました 「最近観た映画。(151490)」 [ 最近のことの日記 ]
 トップページにバナーをずっと貼っていた「ぼくはうみをみたくなりました」がついに劇場公開された!
 
 さっそく、8月25日の午前の部で見に行った!

 いわゆる全国のシネコン系でロードショー…というわけにはいかないので(映画を作ることと配給することはまた別のシステムらしい。詳しくは映画の脚本家山下久仁明さんのブログを参照ください)、単館上映中の東京都写真美術館(恵比寿駅)のホールに見に行った。

 すてきな仕上がりで、先の「全国のシネコン系でロードショーとかやっている映画」に比べても見劣りすることなんて何もなし!

 俳優陣に大物が出ていることもあり、もしこの映画を通りすがりで見る人がいたとしたら、まさかこれが自主制作に近い形で作られたものだとは夢にも思わないだろう。それでいて、「自閉症への理解を深める」という目的は充分達成しているし、障害について描くと、とかくお涙ちょうだいになりがちな傾向の中、なんだかものすごくすがすがしい気持ちになれる映画だったと思う。

 以前に原作を読んでいるので、ストーリーを知っている分、驚きや感動が大きい映画なのかどうか自分にはもうわからなかった。でもたぶん、自閉症についてあまり知らない人がはじめて見た時に、ハラハラドキドキしながら見られると思う。おすすめです。

 新聞・ラジオなどいろいろなところで話題になり始めているけどまだまだ空席も目立った。急に火がついて、ロードショーに…なんて展開になることを願っている。

 一方で、のちのち各地での自主上映会の企画がたくさんたっているようだ。そういう広まり方も含めて、息の長い名作として、残っていくような気がしている。

 原作・脚本の山下さんが朝からいらっしゃっていた。意外とこういう時に近づいていけない私(笑)は遠くから会釈をしたのみだったが…。

 こうして4週間の上映中にいろいろな人の前に現れて、たぶんいろいろな人に力を与えてくれるのだろう…と思うと、本当に頭が下がる思いだ。

 この映画の制作に関わったすべての人に感謝&尊敬の気持ちを持った。

 そうそう、一応私も800名のカンパ者の一人です。映画のエンディングロールは高額寄付者だけなのでのってないけど、ホームページでは一番最後に紹介されてた! 「わらG」って五十音順ではかなり無敵(一番最後をねらうなら)であった(笑)。 「われー」とか「わるお」とかが寄付しなければこのままシンガリを死守できそうである(爆)。

 昼食を恵比寿ガーデンプレイスの高層階で食べようか…と思ったが、高いところはお値段も高い新宿の様子を思い浮かべやめよう…と思ったが、念のため行ってみた。

 なんとランチバイキング1000円! オーガニック食品の店で一人でリッチな気分の昼食。ただ味は化学調味料付けの私には今ひとつ。せっかく安かったのに、クリーミー黒生エビス何か頼んだら760円だった…。

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2009/09/14 このブログを購読する

久しぶりに歯が痛んで… 「ひとり言・・?(111299)」 [ カテゴリ未分類 ]
 久しぶりの更新は、「歯」の話題。

 そういうのを聞くと気が重くなる方はこの先はおやめください!

 逆に歯科関係者(わかっているだけでも3名様)はぜひお読みください。

 
 さて、約2年前にフラップ手術をして以来、10年来の快調な歯の状態が続いていた。

 半年ごとに定期検診するくらいで、「何とか現状維持です」という小康状態のまま、すべての奥歯が危険な状態(泣)ながらも、「忘れて固い物だって食べちゃうぜ!(笑)」という好調をキープ!

 今回の検診も上下の掃除と深さの検査の計3回で終了の予定だった。

 が、日頃は込みまくっていて忙しい先生に今回はゆとりがあったので、今後の長期的方針の話し合いがあり、右側は7番(一番奥)がもうだめとなったらいずれ抜いて、6番(奥から2番目)を上下ともインプラントにするのがよさそう。左側は上下ともたぶん6番から先にダメになるので、7番と5番にブリッジを架けた「部分入れ歯」になるでしょう…そう都合よく順番通りに行くかはわかりませんが…ということだった。本当は左側も5番6番セット(6番7番だったかも)のインプラントが理想だけど、なにせ高額なので…いずれどうするか相談しましょうとなった。

 歯科関係者か年配の方でないとわからないと思うが、インプラントは保険がきかないので超高額! 部分入れ歯は保険がきくのでそこそこのお値段。若い時のようにしっかり噛めるのはインプラントの方なのである。

 その時の経済状況にもよるけど、いずれは最小限のインプラントで…でもきびしいなあ…という方向で考えていた。それが先週月曜日のこと。

 木曜日の夜、数年ぶりの歯の激痛! まるで歯医者さんが時限爆弾的なわなを仕掛けた(笑)かのごとく、右下の歯が痛くなった。気が遠くなるほどだったので、月曜日の定期検診の予約まで我慢しきれずに、他の先生の担当する金曜日に歯科に行った。

 その日は上の歯が当たらないように、歯を削ってかみ合わせで調整して、痛みどめ・化膿止めなどもらう。それでも週末は、痛み止めが切れるたびにやや苦しみながら「早く薬の飲める食後になってくれ…」と待ちきれずに少しだけ食べて薬飲む…そんな生活。

 それなのに日曜日は祭り当番があり、お酒を我慢しながら世話人(雑用)をやるも、とうとう夜は我慢できずに少し飲む。少しで我慢してよかったのか、その後は痛み止めが切れても我慢できるくらいになった。


 そして、本日月曜日。定期検診で歯周ポケットの深さを測った後…歯科医が言った。

「わらGさん、ショックだと思いますが…、隣の歯に悪影響を与え始めていますし、もう抜きましょう! まわりの歯ぐきがずいぶん安定してきたし、この歯のせいで痛みがあるなら、今がその時です。」という少し「その時 歴史が動いた」的な語り口で抜歯を勧められた。

 つられるように、ゆっくりと、「以前聞いていたので、覚悟はできております」と時代劇がかった返事をすると、歯科医はなぜか明るい声で「じゃあ、早速今からやっちゃいましょう!」

 珍しく今日も空いてたんだよな…。

 さて、覚悟はしていたものの、麻酔・抜歯…とくれば、「親知らず」を3回抜いて結構寝込んだ思い出がよみがえる。熱が出た時もあった。

 初めて親知らずを抜いた20代の時、「これでもか!」ってくらいに歯医者さんが足を踏ん張って、歯を引っ張ったのもイヤな思い出だ(その時の歯科医はヤブだった)。

 ところが本日、その前後の作業はあるにしても、実際に抜くのは3秒くらい(笑)。

 根っこが弱っている歯って、こんなにかんたんに抜けるんだ…。

 終わった後にその歯をもらってきた。実際は汚いんだけど、10代の頃からがんばってた歯なんだなあ…運動していた頃はかなりがんばったに違いない…そうか、左バッターだから右下の歯とか一番大変だったかも…でも選手本人の方はあまり打ててないなあ(笑)…でもこの歯はヒットだろうが空振りだろうが関係なくくいしばられたんだなあ…と感慨深く思ったりしているうちに、捨てずに大切にする気になった。

 今後の長期的展望は、かみ合わせの歯を失った右上の7番がどうなるか…を見守りながら、いずれはたぶん抜歯。右側の6番コンビのがんばりに期待しながら見守る…ということらしい。

 ただ、「時は来た」ということで、やっぱり1本抜くと今後の全体の進行は早まるのでしょうか? 個人差もあるとは思うが、ぜひ知りたいのでプロの方など、ぜひご意見ください。


 この記事のずっと下の方にその抜いた歯の写真をつけますが、本人には思い入れがあってもやはり汚いので(笑)素人は絶対見ない方がいいと思います。プロはイヤでしょうがご覧ください(爆)。

 隣の歯とひっついていてフラップで削れなかった2カ所(片方は「見落とした」と言っていた)だけ歯垢がびっしり! おそらくこれが化膿の原因だろう…ということでした。

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2009/09/21

天国で君に逢えたら 「最近観た映画。(151490)」 [ カテゴリ未分類 ]
 もともとは、特別興味があったわけではなかったのだが、U中でお世話になっている先生の元教え子…ということで、ドキュメンタリーのビデオを借りて見た。

 ほぼ同い年の飯島夏樹さん(ウィンドサーファー・故人)が、ガンと闘いながら生きる姿がじーんときた。

 それで、本人のエッセイを読んだ。そこまではその先生のを借りていたが、この度文庫本が発売されたのを機に、「家族に少しでもお金が行くといいなあ」と自分で購入した。

 彼が最後に残した「天国で君に逢えたら」という小説。映画の方(LIFE 天国で君に逢えたら)は、実は彼のドキュメンタリーを俳優が演じた物で、今回、9月24日に二宮君主演でテレビ放映されるのがその小説の方の話。

 小説は、後でゆっくり読もうと思っていたのに、ドラマより先に読まなくては…と急に追い込まれた。

 ちなみにその先生の元には、生前、本人から著書が届いたり、今もお母さんから報告が入ったりするそうだ。短い人生の中でたくさんのことを残した人だなあ…と感じた。

 上映はずいぶん前だけど、DVDになっているこの映画も大沢君の味が出ていてよかった。


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